今回はラブブの偽物「ラフフ」を見分ける方法についてです。中でも、2024~25年の流行を席巻した、ブラインド形式のぬいぐるみペンダントにフォーカスして書きました。
精巧な模造品も増えてきているから、一概には言えないところだけど…計50個のチェックポイントをまとめました。正直、どのWEBサイトよりも詳しいと思います…!
「ラフフ」と知らずに偽物を掴まされてしまう方が少しでも減りますように。ぜひ最後までご覧ください。

noteを書いてみました!ブログ以上の「裏ワザ」を紹介しているので、ぜひご一読ください。リンクはこちら。
ラブブの偽物「ラフフ」とは?
そもそも「ラフフ」とは、ラブブの偽物・コピー品を指すネットスラングです。
由来には諸説ありますが、海外市場でコピー品を販売する業者が「LABUBU」をもじって「LAFUFU」にしたことがきっかけだとか。
ラブブの大流行によって、安価な偽物を作る業者が急増。 最近ではパッケージまで本物そっくりに作り込む「スーパーコピー(高品質なラフフ)」も登場しており、見分けが難しくなっています。
SNSやフリマサイトで見かける「ラフフ」という表記は、「公式のラブブではありません」という合図だと思って間違いありません。
「ラフフ」の危険性について
まずは「ラフフ」が人体に及ぼす危険についてです。
非公式の商品である「ラフフ」を販売して利益を得るには、本物の製造コストを大幅に下回る必要があります。そのために業者らは安価で劣悪な素材を使用し、厳しい安全検査を一切行っていません。

韓国関税庁による摘発(25年11月)
近年、最も具体的で衝撃的な数字が出たのが韓国での調査結果です。
2024年上半期に摘発した偽造品を分析した結果、ラブブの偽物5点中2点から、基準値の344倍に達する発がん性物質(フタル酸エステル系可塑剤)が検出されました。
フタル酸エステル系可塑剤とは、本来硬いプラスチックであるポリ塩化ビニル(PVC)に混ぜることで、ゴムのような柔軟性や弾力性を与える添加剤です。プラスチックと化学結合していないため、時間が経つと表面に染み出してきます。
「ラフフ」の顔など、ちょっと柔らかいプラ素材として使われているそうです。
体内に取り込むと生殖機能を損なうなど、健康に深刻な被害を及ぼす可能性が…怖すぎます。
イギリス知的財産庁・取引基準局による摘発(25年10月)
イギリスでは、国境で押収された膨大な数の偽物から有害物質が見つかっています。
25年に押収された偽物の90%にあたる約23.6万点がラブブの偽物であり、その75%が安全基準に不適合でした。こちらもフタル酸エステル系可塑剤が基準を超えて含まれており、危険性を指摘されています。
米国消費者製品安全委員会の警告(25年8月)
アメリカの公的機関も「Lafufu(ラフフ)」という名称を特定して警告を出しています。
「ラフフ」と呼ばれる偽物は毒性物質を含む可能性があるとして、消費者に直ちに使用を中止するよう緊急警告を発令しました。
もちろんPOP MARTが販売している正規品については、各国の安全基準をクリアした素材が使用されています。ご安心ください!
「ラフフ」を買わないために注意すべきこと
ここでは、知らず知らずのうちに「ラフフ」を買わないために気を付けるべきことをご紹介します。
- 公式に存在するシリーズか
- 本物には存在しない色やコスチュームのバリエーションがあるものは、問答無用の偽物です。
- 25年冬には「クリスマスバージョン」の開封動画が出回っていました。
- 販売価格が安すぎないか
- 二次流通で定価より極端に安いものは、100%偽物です。
- シリーズ次第だけど、ラブブのぬいぐるみペンダントは3,000~6,000円がフリマアプリの現在の相場。シークレットは15,000円前後が目安かな。
- 安全な販売ルートか
- 公式の店舗やオンラインで購入すれば、間違いなく本物が入手できます。
- 正規品鑑定を売りにしてる有名ホビーショップ以外にはすべてリスクが付きまといます。
本物ラブブと「ラフフ」を見分けるには?
さて、いろいろな危険を持つ「ラフフ」。できれば近寄りたくないけど見分けるにはどうしたらいいのか。
結論ファーストで申し上げると…よく見ること、そして本物と見比べることに限ります。
チェックすべきポイントは外箱、内袋、本体の造り、付属のカード、乾燥剤です。すべての内容物が手掛かりになります。
しかし前述のスーパーコピーは、我々のような素人が真贋を見分けるのは大変難しいと思います。
「ラフフ」を見分けるのが難しい理由3選
では、なぜ「ラフフ」を見抜くのは難しいのでしょうか。本物のラブブの特徴から、その理由を考えてみました。
- もともと個体差が激しい
- 本物のラブブは、同じシリーズでも生産された場所や時期によって体型と顔つきにばらつきがあります。ポプマ玄人さんの中には「出身地」にこだわる方もいらっしゃるほど。
- 大量生産で品質が落ちている
- ラブブの流通が一気に増えた25年夏ごろから、作りが荒くなった気がします。細かいほつれはまだしも…足や首が360度回ったり、目の焦点がおかしかったり。本物なのに!
- 検品が甘い
- ポップマートは中国の会社です。日本のトイメーカーと比較すると、検品の基準が緩いように感じます。「初期不良」の範囲や対応については、以下の関連記事をご覧ください。
まずはこれだけチェック!「ラフフ」を見抜く項目3選
いよいよここから「ラフフ」選別に挑みましょう。今回はお家でも簡単にチェックできるポイントをご紹介します。
非公式のルートでラブブを入手した場合、手始めに必ず調べていただきたい項目を3つ挙げます。
- 外箱の素材
- まずはパッケージの素材をチェックしましょう。触り心地が全然違うので、本物の箱と比べてみて!
- QRコードで認証できるか
- 外箱だけ本物の可能性もあるので、本体タグで試しましょう。公式サイトに飛んで正規品と認証されればOK!
- 目のパーツと位置
- 偽物は黒目勝ちでヘンテコな目をしていることが多いです。位置にもご注目を。
あとは、顔つきを見た時の直感を信じて。何かが違う…と思ったら、以下のポイントと照らし合わせていただけたらと思います。
ラブブ?「ラフフ」?見るべきポイント50選
ここからはチェックすべき50のポイントをご紹介します!
外箱
まずはラブブが梱包されている、ブラインド形式のパッケージについてです。
- ホログラムシールの有無
- 本物の箱には必ず公式のホログラムシールがあります。
- スクラッチコード
- ホログラムシールの銀色部分を削ると出てくるコードから、真贋の確認が可能です。
- QRコード
- 読み込めても要注意!公式サイトに飛ぶQRコードは簡単に作れちゃうし、偽サイト(URLが微妙に違う)に飛ぶことも…
- 正規品は認証を行ったのが何回目かまでわかるので、ぜひお手持ちの子で調べてみて。
- 印刷の発色
- 本物は色が鮮やかですが偽物は全体的に発色が悪く、くすんでいることが多い気がします。
- 文字のフォント
- 偽物はパッケージの文字が微妙に細かったり、字間が広かったりするのが特徴。
- ロゴの配置
- ロゴの位置がずれていることがよくあります。
- 箱の材質
- 本物は厚手で硬めの紙質だけど、偽物は薄くて潰れやすいよ。
- 表面の加工
- 本物はマットな質感や部分的に立体感があるエンボス加工があるけど、偽物はただのツヤをつけた印刷です。
- 著作権表記
- 「©️ POP MART」の文字が欠けていたり、スペルミス(わざとかも)があります。
- 箱の糊付け
- 偽物は糊がはみ出していたり、雑に接着されています。とにかく細部が荒い!
本体の造形
続いて、ぬいぐるみペンダント本体の作りについてです。
- 重さ
- 内部の素材が違うため、本物よりも明らかに軽かったり重すぎたりします。
- サイズ
- 数ミリ程度ですが、サイズ感も本物よりも大きかったり小さかったり。
- 全体の顔つき
- ぱっと見の雰囲気が全然違う!ラブブ特有のいたずらっ子っぽい愛らしさがなく、表情が少し邪悪に見えることが多いです。
- 目の位置
- 目が大きすぎる、近すぎる、位置がおかしい…偽物は目がなんか変。
- 目のパーツの透明度
- 本物の目には奥行きがありますが、偽物はプラスチック感が強く曇っています。
- 耳の位置
- 耳同士が近すぎたり、遠すぎたりするのは偽物かも。
- 耳の形
- 本物は左右対称できれいなカーブがありますが、偽物は形が歪んでいることが多いです。
- 鼻の高さ
- 横から見た時の鼻の立体感が、偽物は低く見えます。
- 顔の輪郭
- 偽物は顔が異常に長く見えたり、逆に潰れていたり。
- 歯の数
- ラブブの特徴である「ギザギザの歯」の数が多かったり、少なかったり…。本物は9本です!
- 歯の鋭さ
- 本物は均一ですが、偽物は形がバラバラです。
- お腹の膨らみ
- 本物のふっくらした絶妙なラインが、偽物はどちらかというと直線的。
- 手足の指
- 指の間の溝が浅い、または癒着していると怪しい。
- 足の裏の刻印
- 本物はブランドロゴがくっきりしているが、偽物は滲んでいて読みづらいものが多い。
- ブラックライトで浮き出る印
- 本物でも光るものと光らないものがあるから注意!
- 私はネイルで使うUVライトを使ってチェックしてます。
- 不自然なチーク
- 本物はじわっと広がる薄付きのチークだけど、偽物はめっちゃ濃いことが多いよ。
毛並み
- 毛の柔らかさ
- 本物はどのシリーズもしっとり柔らかいが、偽物はゴワゴワして硬い。
- 毛の密度
- 偽物は地肌が見えるほど毛が薄い箇所があることも。
- 色のグラデーション
- エナジーラブブには特有のグラデーションがありますが、偽物は単色でベタ塗りに見える。
- 光沢感
- 偽物は安っぽいポリエステル特有のテカリがある。
- 毛の抜けやすさ
- 偽物の中には軽く引っ張るだけで毛が抜けるものも。
- 縫製ライン
- 本物は毛に隠れて見えにくいが、偽物は特に縫い目が目立ちます。
- 詰め物の量
- 偽物はスカスカしていたり、カチカチすぎたり。
- 匂い
- 偽物はビニール特有のツンとする臭いがすることがあります。
- ベタつきやテカリ、強い化学臭がする場合、有害物質が染み出している可能性も…
可動部
- 首の回転
- 本物はスムーズだが、偽物は引っ掛かりがあります。
- 手足の接続部
- ジョイント部分に大きな隙間があると偽物。両腕が針金で繋がっていハイクオリティな「ラフフ」は繋がっています。
- 可動域
- 本物ほど動かない、あるいは逆に緩すぎて固定できない。
- 可動部の音
- 動かした時に「ギチギチ」と異音がすることも…作りが荒い証拠です。
- 接続部のバリ
- 偽物はプラスチックを切り離した跡(バリ)が残っている。
- パーツの噛み合わせ
- 頭と体のつなぎ目がズレている。
- ネジの有無
- 本来ないはずの場所にネジや固定跡があると、間違いなく偽物。
- 磁石の磁力
- POP BEAN Fluffy&Cozyシリーズのようにマグネットパーツがある場合、偽物は磁力が極端に弱いよ!
付属品
- カラビナの刻印
- 模造品も刻印までよく模しているので、素人が一目で判別するのは難しい
- カードの品質
- 同梱のキャラカードの色が薄かったり、ぺらぺらの紙だったり。
- カードの形
- カードの角の丸みが本物と異なることも。
- 内袋(袋)のデザイン
- 中のアルミ袋やビニール巾着のロゴ印刷が剥げている。
- 袋の切り口
- 偽物は手で切りにくい素材を使っていることがある。
- 乾燥剤
- 本物に入っているものと形状やロゴの表記が違う。
- 本体タグのQRコード誘導先
- 本物のタグを「ラフフ」に縫い付ける悪質なショップも多数あります。
- 本体タグの素材、太さ
- 以前は布のタグだったから現在のポリエステル素材と混在しているけど…偽物はもっと安っぽいです!
- タグの字体
- 「MONSTERS」だけ太いのが本物です。
- 付属品の品質
- Why So Seriousシリーズの「ラフフ」は、お洋服に付いている蝶ネクタイに差異がありました。
チェックポイントの注意点
最後にチェックポイントの中でも注意が必要な点を、実際の商品の画像を用いて補足します。

ラブブのぬいぐるみペンダントでも、シリーズや生産場所・時期によって足裏のロゴが違います。

タグの字体やカラビナの刻印はたいてい同じだと思って良いと思います。
しかし!ブラックライトで光るものはごく一部です。我が家にいるラブブの中で光るのは、ハブアシートシリーズだけでした。
光らないからと言って偽物と断定することはできないので、他のチェックポイントをご確認ください。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
偽物とわかっていて売買する行為は、れっきとした犯罪です。「ラフフ」は身体的にも悪影響を及ぼす可能性が高いので、偽物かもしれない商品には絶対近づかないで!!
間違えて購入してしまった時は、身体に害を及ぼす前に速やかに廃棄しましょう。
今回の記事はかなり長くなってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。
マイペース更新なブログですが、ぜひまた覗いてみてね!




